医療、介護、予防、住まい、生活支援の一体的な提供による地域包括ケアシステムの構築がすすめられている我が国では、高齢者をはじめ、かつては在宅で生活することが困難と思われていたさまざまな疾患や経過(慢性期・急性期・終末期・予防対策期)、状態、重症度(軽度~重度)、障害、難病などを有する方たちが地域に暮らしています。この現状を支える重要な要素のひとつとして、自助具、生活用製品、また医療や介護等のサービス提供に必要な医療機器等が、セルフケアの質やQOL(quality of life、生活の質)の向上において適正に在宅ケアの一端を担うことが期待されています。